大掃除をしてはいけない日がある?大掃除の本当の意味とは

こんにちは、東北制御です。
今年度も残すところあと数日となりましたが、大掃除はお済みでしょうか?
弊社では本日、大掃除が行われています。

 

大掃除の目的

さて、大掃除といえばそもそもなぜ年末に掃除をするかご存知ですか?
一年間溜まりに溜まった汚れを落とし、来年度を晴れ晴れしく迎えるため…。
もちろんそれもあります。
物に溢れる現代では一年経てばどこに何を置いたかすら分からなくなってしまいますから、
年に一回ぐらいは整理整頓をしないと大変なことになる一方です。

ですが元々の大掃除の意味合いは少し違っています。
かつての日本では、一年に溜まった「穢れ」と呼ばれる厄を祓う意味もあったようです。
物だけでなく、苦労や辛かったことや不幸もまとめてお掃除してしまおう!というわけですね。
そして綺麗にしたお部屋に福の神様たちをお迎えし、良い一年にしてもらおう!と、これが本来の大掃除の目的だったようです。

大掃除をしてはいけない日

そんな大掃除という行事ですが、実は「するべきではない」とされている日があります。

●31日
まずは31日です。
というのも、「31日は神様を迎える日なので、その日に掃除をするべきではない」、ということなんだそうです。
確かに大事な客人が来るというのに、未だに部屋は埃だらけ、外にはゴミ袋が山盛り・・・なんて状況では、福の神様も帰ってしまうかもしれませんね。
なので、大晦日までに大掃除を済ませておくことが望ましいようです。


●29日
そしてもう一つは29日。
そう、本日です。
弊社の大掃除の日でもあります。
これは9という数字が「ク」=「苦」を連想されるため、避けるべき日とされているようです。
4を「シ」=「死」と考え、4という数字を回避する私たちにはしっくり来る考え方かと思います。
確かにク=苦労、苦難、苦心、苦渋、苦痛・・・などなどクのつく不穏な言葉というのは多いです。
ですから、そういう不穏なイメージのある日に神様を迎えるための掃除をするべきではない、という考えなのでしょう。

ですが、発想を変えてみれば、これほど大掃除に適した日があるでしょうか。
苦(ク)のつく日に物も穢れも苦労も一括してお掃除できるわけですからね。
早くに掃除をしても、29日に苦(ク)をためて年を越えたのでは意味がありません。

29日に苦労の一切を捨ててしまうことで、最高の状態で福の神様を迎えることができるのです。
実に晴れやかですね!

 

という感じに本日の大掃除を正当化したところで(笑)、今年最後のご挨拶としたいと思います。
大掃除で苦労も嫌なこともサッパリさせ、清清しい気持ちで新年が迎えたいですね。
良いお年を!